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サーフポイントの選び方

「サーフィンしたいけど何処でするの?」
「そりゃ海だよ!」
そんなこと、知ってるってつっこまないでください(笑)。サーフィン出来るプールだってあるんですからね!(宮崎のシーガイアにありましたが、今はなくなってしまいました)

サーフィンするのはもちろん海です。日本は島国ですから、日本中のどこの海岸でもサーフィン出来そうですね。だけどどこの海でも波が立つわけではありません。例えば東京湾。ここはほとんど波が立ちませんよね。なぜなら湾になっているからですが、波はうねって入ってくる方向も大切で、東京湾には入り難い地形になっています。
さらに大ざっぱに言えば日本海側もうねりが入り難いため、サーフィンには適していません。神奈川の湘南も波が入り難いので、比較的サイズの小さい日が多いわけです。
千葉の外房側や茨城など、うねりに反応の良い場所では、コンスタントに良い波が立つため、波乗り出来る確率が高いのです。

その日の風向きでポイントを選ぶのが基本

なんて言っておいてなんですが・・・海の前に住んでいると移動するのがおっくうになります。。なので風が吹こうが波が悪かろうが、相当でない限り家の前で入ってしまうサーファーもいます。
ですが基本はその日の風向きで選びます。

  • サイドオン、サイドオフ・・・横から吹く風(サイドショア+オン(オフ)ショアがくっついたらしい)
  • オンショア・・・海側から陸に向かって吹く風。面がざわつく、酷いとグチャグチャになる、一番やっかいな風向き
  • オフショア・・・陸側から海に向かって吹く風。オンショアよりコンディションを悪くしないが、波のサイズがない日に風が強いと、波が消されてなくなってしまう
  • 無風・・・基本的には無風がベストコンディション!風の影響を受けないので、うねりさえ入っていればきれいな波が割れる

慣れたサーファーなら各ポイントの向きを把握しているので、その日の風向きでポイントを選びます。慣れてなくても、波情報サイトを見れば書いてあるので大丈夫、徐々に覚えていきましょう。

潮回りも重要!

潮回りと言われてピンとくる人は、多分釣りをする方でしょう。海は決まったサイクルで潮が満ち引きしています。その満ち引きを表したのが潮汐表(タイドグラフ)というもので、波情報サイトでも発信しています。バリなどはこのグラフが非常に重要で、引いている時は入っていけない!ポイントも沢山あります。なぜかというと・・・後で詳しく説明しますが、潮が引いて浅い状態だと、普段海の中にあるリーフが非常に浅いところにあって危険になるためです。
日本ではそこまで極端なことは起きませんが、潮回りが重要なのは、満ち引きする時に波の動きが強くなるため、波が割れ易くなるからです。上げいっぱい、引きいっぱいの時は、あまり波が良くないのが一般的です(ポイントによって差もあります)。ほんの1時間ずれただけで、「今日の波は良かったな〜!」と言えたり、「入って15分くらいは良かったのになぁ」というような暗雲を分けることになるのです(笑)。

季節によっても変わってくる

不思議に思うかもしれませんが、隣あったポイント(例えばAポイントとBポイント)で、冬はAポイントは最高にイイ波がブレイクするが、Bポイントはイマイチ、だけど夏になるとBポイントはホレたファンウェーブ。Aポイントはドフラット・・・。この例は大げさじゃないんですよ。なんせうちの前のポイントで毎年起きている現象ですから(笑)。詳しい理由は分かりませんが、季節によって砂の付き方が違うためだと思います。潮の流れなどが関係しているのでしょう。

台風がやってきたらどこに行く?

台風が接近する時期のポイント選びはかなり変わってきます。台風からのうねりはとても強いことが多く、結構離れた場所を通過するぐらいが一番良いサイズになったります。
うねりが強くなるということは・・・どこがグットウェーブになるのか分かりましたか?そうです、普段波がないポイントがサイズアップして、ベストウェーブが発生していることが多いのです。逆に普段入っているポイントの多くはジャンクコンディションに変わってしまい、クローズアウトしてしまいます。湘南、内房などが代表ですね。シークレットポイントなど、隠れた穴場もたくさんあります。また、雑誌などでも台風シーズン後には派手な写真が載っている千葉の松部などは、ビックスウェルがヒットすると、まさに日本とは思えないような波を生み出します(ここは普段波はほとんどありません&ローカル以外は入れないよ)。もちろんエキスパートオンリーのポイントですので普通のサーファーは遠くから見学するだけですね。

海の中の地形でも大きく変わる波

海の中??って思うでしょうか?日本の海のほとんどは、ビーチの砂と同じように海の中も砂だけです。しかし中には千葉の部原のように、リーフ(岩)になっているポイントもあります。ハワイなど海外ではリーフポイントが多く、それらはリーフブレイクと呼ばれています。日本のような砂のところで波が割れるポイントはビーチブレイクと呼ばれます。余談ですが、部原などの岩はデコボコしていない平らな一枚岩で、踏んでも痛いことはそうそうありません。しかし、 海外のリーフブレイクの多くは、ゴツゴツした岩で、踏んだだけでも足を切ってしまう危険な岩です。