Home > サーフィン基本 > ウェットスーツの選び方

ウェットスーツの選び方

我が家のウェットスーツ ウェットスーツメーカーも現在では数えきれないほどあります。昨今のサーフィン人気もあり、より機能的で優れている商品の開発にしのぎを削っているようです。どのメーカーが良いのか?人気があるのか?サーフィン初心者なら尚更混乱してしまいますよね。そこでウェットスーツを選ぶ際のポイントをいくつか説明したいと思います。

サーフショップによって扱っているメーカーが限定される

購入を考えてショップ巡りをしたことがあればお気付きかもしれませんが、サーフショップによって扱っているメーカーは2〜3社と限定されています。大手チェーン店では比較的数が多いですが、メジャーなメーカーでも全てを取り揃えているショップはまずないでしょう。
ですので、例えば海で着ている人も見たり、広告を見たりで気に入ったものがあったとしても、自分の通っているショップになければ買うことはできません。もし決まったショップの常連になりたいのなら、そこで扱っているウェットスーツを購入することをオススメします。
逆にこれから始める人で、どうしてもお気に入りのウェットスーツがあるのなら、扱っているショップを探して、そこの常連になるという手順が良いでしょう。

ウェットスーツは修理も発生する

ウェットスーツも破けたり、張り合わせた場所が切れてきたりしてきます。 小さな傷は自分で直せますが、大きな傷やラバー部分全体が劣化した状態までいくと、メーカーで交換してもらう修理が必要です。また、ウェットスーツ全体の接着面が裂けてきた場合も、メーカーで修理してもらわないと浸水が酷くなります。そういったメンテナンスのことを考えると、安さだけでネット購入したりするより、いつでも利用可能な信頼できるショップで買うことが後々後悔しないためのベストな選択です。僕は昔、安さだけで遠くのショップで買ったことがありましたが、なかなか修理には通えず困ったという経験があります。結局近所のサーフショップに無理を言って、取り扱っているメーカーだったのでなんとか修理に出してもらえましたけど。。

ウェットスーツの種類

シーズンによって着別けます。種類も豊富で、ウェットスーツの寿命もそれぞれ違います。まずはその種類を覚えましょう。

  • ジャージフルスーツ(通称:ジャーフル)
    もっとも長く着られるタイプ。袖、足共にに長く、水を通すジャージ素材でできている。厚さは3mmが一般的。
  • シーガル
    ジャーフルの袖が短いタイプ。初夏〜秋に着ます。
  • スプリング
    ジャーフルの袖、足共に短いタイプ。夏場に活躍します。
  • ロングスプリング(通称:ロンスプ)
    ジャーフルの足だけが短いタイプ。
  • タッパー
    上半身だけのウェットスーツ。半袖・長袖があり、トランクスの上に着ます。夏場は重宝する。
  • ショートジョン・ロングジョン
    袖がない夏用のウェット。もともとはロングボーダーがよく着ていたが、最近は誰でも着ています。
  • セミドライスーツ
    冬用のもので、5mmが一般的です。表面がラバーで出来ていて、ジャージのように水が滲みて入ってきませんので、保温性もあり、防風性も高いです。
  • ドライスーツ
    ダイビングではお馴染みですが、完全防水タイプです。中に服を着たまま着れます。トイレができない、若干動き難い、脱着がやや大変…などデメリットもありますが、寒さに弱い女性や中高年には最適。
  • ネックエントリー
    セミドライなのかドライなのかイマイチ謎なのですが、ファスナーもフラップもない首周りが非常に伸びるウェットスーツ。浸水率も低いため防寒性が高く、動きやすいなどのメリットも多い、最近人気のあるタイプです。1シーズン毎にメンテナンスが必要そう。

夏場はトランクスや水着だけでサーフィン出来ますし、ラッシュガードは日焼け予防に着ます(保温性は皆無です、逆に寒いかも?)。

まず買うなら迷わずこの1枚

始めたばかりの頃なら、一番悩むのがどのウェットスーツをまず買うかではないでしょうか。お金が余ってしょうがないという人なら全て買っちゃてください。どれも必ず重宝します。
ウェットスーツは普通の洋服よりはるかに高価です。僕の持っている「着る物」の中で間違いなく一番高価・・・。安いものなら2万円台ぐらいから、一番高いセミドライスーツでは13万円以上するものもあります。 どれか一つしか買う余裕がない・・・そんな時、まずどれを購入すれば長いシーズンサーフィンを楽しめるでしょうか?

極論で言ってしまうとセミドライスーツになりますが、僕個人はおススメしません。なぜかというと、セミドライは保温性が高い分、生地も厚く表面もラバーです。生地が厚いウェットスーツは、予想以上に体への負担が大きいです。最近のものは性能が良いので随分柔らかくなっていますが、それでも肩などへの負担が大きいわけです。そんなウェットスーツを1年中(夏以外)着るというのは、サーフィン自体も楽しめませんし、ステップアップの妨げになりかねません。さらにラバーはメンテナンスが必要な、非常に劣化が激しい素材です。それを年間着るとなると、2年目には着れないほど劣化している可能性が非常に高いです。
そんなわけで、値段の高いセミドライを究極の一着に選んでしまうのは、ベストな選択とは思えません。

そんな僕が選ぶ、一番オールマイティだと思うウェットスーツ・・・それはやっぱりジャーフルです!
さすがに真冬(12〜4月くらい)では寒いので無理ですが、それ以外の季節なら1年中着れます!暑さは水を中に入れて調整できますので、夏メインのサーファーでも重宝します。もう少し予算に余裕があるのなら、シーガルもオススメです。まだ少し寒い夏や秋口に活躍します。真夏はトランクス1枚でもOKなので、その他は予算と相談して購入してください。冬も頑張る気持ちになったら、セミドライやブーツなどを買い足せば良いだけですね。

ウェットスーツは必ずオーダーしよう

ネットでも既製品のウェットスーツが激安で売っているのを見かけます。値段だけ比べると、非常に魅力的に感じます。
でもウェットスーツってなぜ必要なのでしょうか?怪我の防止にもなりますが、一番は防寒対策です。水が直接体に触れる面接を減らし、風や水温によって体温が奪われるのを防ぐ役目を果たします。つまり、ウェットスーツの中にどんどん水が入ってくるような状態だと、あまり着ている意味がないのです。
ウェットスーツをオーダーするのはそのためです。自分の体のサイズに合わせて作ったものは、非常に保温性もよく、体にもフィットするので動き易いです。
オーダーと既製品の差は歴然です。数万円安いからと既製品を買っては、必ず後悔します。どんなに最新鋭の素材を使っていても、サイズが合ってないのでは意味がありませんので、悩まずオーダーしましょう。

素材や性能を選ぶ基準

各メーカー、様々な素材を出しています。詳しくは各メーカーのパンフレットに書いてあるかと思いますが、寒がりならジャーフル・セミドライの裏地は一番暖かいものを選びましょう。シーガル・スプリングの場合は不要です。
ちなみに、ジャージとラバーで悩む人がいますので、アドバイス。
ラバーは風を通さないのでジャーフルの上半身だけに使ったりします。水の浸水も少ないので女性などにはオススメです。ただし、ジャージに比べると硬くなりますので、肩回りなどにストレスを感じることが多く、そういった意味では筋肉の少ない女性には負担かもしれません。
また、劣化も早いのでマメな手入れが長持ちの秘訣ですが、うまく脱がないと裂ける原因になるので注意が必要です。 ジッパーについては、ファスナータイプなど種類も色々ありますが、個人的にはノンジップが便利で水も入らないのでオススメです。数千円の差だと思うので、ぜひ一度は試してみて下さい。

オススメのメーカー

これは非常に難しいです(笑)。僕もそんなにたくさんのメーカーを着比べているわけではありませんので・・・(^^;
値段も安く、昔はほとんど着ている人がいなかったウォーリアーズを最近まで着ていましたが、正直あまり品質が良くなく(すぐ破けたり薄くなったり)、今はセイバークロスです。
ウェットスーツはデザインも好みがありますし、ショップとの関係もありますので、日本製のメジャーなメーカーならどれを選んでもひどい失敗はしないはずです。
寒がりな女性に特にオススメなのは、BEWETです。うちの奥さんは全てBEWETで揃えていますが、温かさはピカイチ!だそうです。その分値段もピカイチなんですけどね・・・(笑)。

夏場も本当はウェットスーツが一番?

僕は夏場もほとんどスプリングです。理由は2点あります。
1つ目は、トランクスや裸だと、ウェット擦れして痛いからです。ボードにまたがっている太もも部分や腹など、色々動いているとすれて赤くなったりします。それが続くと結構痛くて不快なので、結局ウェットを着て海に入ってしまいます。
2つ目は、やっぱり防寒対策ですね。夏場とはいえ、水に何時間も浸かっていると最終的に寒くなってくることがあります。そうなってしまうとサーフィンも楽しめませんので、特に朝夕は必ず着ています。