Home > サーフィン基本 > 冬のサーフィンのための防寒対策

冬のサーフィンのための防寒対策

もうすぐ冬です。今年もこの季節がやってきましたね・・・。正直僕は暑さの方が弱いので冬の方が好きです。海も夏より空いてますしね。
とはいえ、僕の住む千葉北の冬は厳しいです(茨城や福島の方が強烈に寒いですが)。防寒対策無しでは冬の千葉北は乗り切れません。
今年初めての冬越えする方のために、冬でもサーフィンするコツをお教えします。

場所によっても寒さが違う

先ほど茨城や福島の方が寒いと言ったように、何十キロの差で水温が劇的に違ってきます。
関東で水温が比較的暖かいのは、湘南エリアと千葉南エリアだけです。ここでしたら、真冬でもウェットスーツのみでサーフィン出来ます。もちろんその分混雑します。
ちなみに海水の温度ですが、外気の温度より1.5ヶ月前後遅れていると考えてください。つまり、3月位の方が水温が一番冷たいわけです。
真冬の千葉北でさえ、ドルフィンスルーが痛くて出来ない時もあります。一番露出している部分が冷たいですし、もちろんウェットスーツの中に入った水でも、徐々に体温を奪われていきます。
噂でよく「女性が冷たい海に入るのは体に良くない」などど言いますが、どうやらこれは全く根拠もない嘘のようです。ただ、筋肉・脂肪が男性より少ない女性は特に、温かい場所でサーフィンする方が楽でしょう。防寒対策も重要ですが、入るポイントを変えるだけでも、十分冬のサーフィンを快適にすることが可能です。

ウェットスーツの選び方

ここだけはケチらずに実践してください。冬用のウェットスーツをケチっては絶対いけません!一番高いのを買うようにしましょうとは言いませんので、国内のメジャーなメーカーで、必ず採寸してもらってオーダーするようにしてください。
たまに既製品だったり、海外で外国産のウェットスーツを購入する方がいますが、日本の冬の海では必ず後悔しますよ。 まず既製品ですが、ウェットスーツの選び方でも説明した通り、サイズがジャストフィットしないのが一番の問題点です。また、外国産のウェットスーツは非常に質が良くないものばかりなので、値段だけで選ぶのはやめた方が賢明です。日本のウェットスーツは非常に優秀ですので、必ずショップで採寸をしてもらい、オーダーするようにしてください。

冬場に着るウェットスーツはセミドライスーツかドライスーツになります。セミドライを着ている人が現在は一番多いように感じます。価格・維持費・防寒性を考慮して、まぁ一番平均的な感じだからです。
厚さですが、オール5mmか、5mm×3mmが普通です。3mmは肩回りなどに使用し、動き易さを確保するためです。ウェットは劣化するほど硬くなるので、各メーカーの素材も考慮した上で決定するのが良いでしょう。

最近(2012年現在)ではドライスーツ人口がかなり増えてきました。かなり性能が向上しているようで、動きやすさなども年々進化しています。一昔前のような『まるでロボット』のようなドライスーツは少なくなっているんでしょうね。
ドライスーツの良さは、水が入り難い分寒くならないという点に限ります。中には服も着れますし、暑いくらいだという方もいます(贅沢です!)。寒くない分トイレは平気という人もいますが、もう海でトイレが癖になっている人はオムツはいてたりもしますよね(笑)。寒さに弱い女性には最強だと思います。外の着替えも楽になったと話す方もいました。
ドライスーツの欠点といえば、脱着がまだまだ難しいということでしょうか。練習すれば一人でも出来るのか?作る前にきちんとショップで説明を受けてからにしてくださいね!

今季から流行りだしているのは、ネックエントリーのウェットスーツです。ドライなのかセミドライなのかはイマイチ謎なんですが、浸水が非常に少ないようで、ほとんど濡れることもないらしく、尚且つ動きやすさというのが売りのようです。かなり今年に購入しているサーファーを目撃しますから、今一番ホットなウェットスーツなんだと思います。
ただメーカーによってなのか3mmが主流のようで、真冬は寒いという声もチラホラ聞きます。薄いと海水の寒さが伝わってどうしても寒いです。インナーを着ている方が多いのもそのためだと思います。また、首周りの劣化が激しいようなので、ワンシーズンで修理する必要がありそうですね(1回は大体が無料みたいです)。
ネックエントリーのウェットもまだまだ進化しそうなので、これからは結構流行る気配です。僕も検討しています。

さらに必要な防寒対策は

真冬の千葉北、茨城や福島以北でサーフィンをするのであれば、更なる防寒対策が必要になってきます。
ブーツ、グローブ、ヘッドキャップです。千葉北ではヘッドキャップは被ってない人も多いですが、ブーツとグローブは無いとかなりキツイですよ。
ブーツ、グローブを選ぶ際は、試着してサイズの合った物を買いましょう。厚さも2mm〜5mmと様々ですが、グローブなら3mm〜5mmが良いですが、個人的には5mmをオススメします。たまにグローブ嫌いな人もいますが、5mmだから動きにくいということはありませんし、真冬は3mmだと結構冷たいです。間違っても日焼け対策のような1〜2mmのグローブを冬用に買うのはNGです!絶対買い直しになりますよ。また、指が5本に分かれているタイプよりも、ミトンのように指がある程度くっついている物の方が寒くないですし、別に使い勝手も悪くありません。
ブーツも3〜5mmがありますが、5mmの方良いでしょう。足は水の中にずっと浸かっていますし、薄くて動きやすいとはならないように思います。ちなみにブーツを履いていると、ワックスを塗らなくても滑らないから楽ちんです。
ヘッドキャップについては、こちらも試着する方が良いでしょう。大き過ぎても意味がありませんし、きつ過ぎるのも苦しいです。また、首までキャップがあるタイプや顎までのタイプ、ニットキャップ風の物など年々種類も豊富になってきていますが、一番水の侵入を防げて防寒効果が高いのは、首までキャップがあるタイプです。首周りもキャップで覆うことが出来るので、首からの水の侵入ををより防ぐことが可能です。変わったキャップでは、バットマンの風?なんてキャップもあり、ふざけてても上級者が被るとなぜかカッコイイです。

これでも寒い場合の防寒対策

女性や寒がりな方だと、一般的な防寒対策だけでは満足できないかもしれません。結局冷たい海の中に入るわけですから、完全に暖かくなることは不可能ですが、更なる防寒対策もやらないのとでは雲泥の差!寒くて憂鬱になる前に、一度試してみても良いと思いますよ。
ホットジェルという、体に塗るだけでポカポカするジェルがサーフィン用にも発売しています。我が家も愛用していますが、これはなかなか温かいです。手や足の裏、腰など冷えを感じ易い場所にいつも塗っています。うちの奥さんは全身ベタベタと塗りたくってます(多分それでも寒くてしょうがないみたいですけどね)。
また、サーフィン用インナーウェアを着るのもいいでしょう。防寒用に生地などが色々工夫されていますし、上半身だけのタイプから全身用など、種類も豊富ですよ。
腰痛持ちや腰が冷えて辛いサーファー用に、カイロ付サーフィン用腰ベルトも発売されています。1.5時間くらいは温かさを感じることが出来ますし、繰り返し使えて経済的です。ただしこの商品、温かさの割には使い難さが目立ちます。まず、冷えてくると液体部分が固まってきますので、最終的にはガチガチに硬いです。そうなると邪魔に感じてきますし、再利用する際には熱湯で数分煮る必要もあります。もう少し長い時間温かいなら利用価値があるのですが、意外と面倒な商品なんですよねぇ(我が家ではお蔵入りです)。

もうダメ!・・・と思った時の必殺ワザ

僕はそれを「命の水」と呼んでいます(笑)。なかなか波も来なくて凍えそう・・・そんな危機に面したら緊急放水!そうです、お○っこです!サーファーのトイレ事情でも書きましたが、これは本当に温かくて気持ちいい!「はぁ〜」っとため息がもれてしまうほどの極楽を、数秒間だけ味わうことが出来るわけです。そんなにトイレが出ないんでは?と思うかもしれませんが、冬の海に入っていれば、3回くらいは普通に出来るように思いますよ。

一番寒くならない方法

答えはすごく簡単、たくさん動けばいいだけなんです。動けば体が自然と温まりますね。自分自身が温かいことが一番効果的ですし、サーフィンの上達にも一役かいます。一度寒くなってしまうと、体も硬くなり、うまく動けなくなってしまいます。ですからそうならないように、うまく波乗りできなくても、一生懸命波を追いかけたり、パドルやドルフィンスルーを頑張るよう意識しましょう。ただ波待ちしているだけだと、体温はすぐに奪われてしまいますよ。

それでもなぜ冬でもサーフィンするのか

答えは簡単、中毒だからです(笑)。あと言えるとすれば、冬の方が空いていて快適ですし、波も夏より良いからでしょうね。 息が白い冬の朝でも、みんな頑張ってサーフィンしています。やっぱりイイ1本が乗れた時の笑顔は最高ですね!