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庭の木と塩害(海沿いの家の場合)

不思議なもので、若い頃は植物なんて全く興味なかったものですが、年をとったのか、自分の城を手に入れたせいなのか、植物が凄く好きになりました(笑)。千葉の市原の田んぼばかりの場所で育ったので自然なんて全く珍しくもなく、逆にうっとおしいとすら思っていた年代もありましたけど、今じゃ「あの木素敵だね」とか「ハイビスカスの剪定しないと」なんてことを平気で口にするようになりました。もちろん自分の家を建てると庭のことも気になるもので、いざ自分で庭のことをどうするか考えてみると、やっぱり緑が欲しいと感じたわけです。実家の植木の良さなんて、しっかり考えたことすらないのですから、親にはなんとなく申し訳なかった気も今更しますね(笑)。
我が家は造園業者の方にお願いしたわけでなく、更地状態の庭を夫婦で改造してきましたので、まずは雑草を抜いて芝を張ることから始まりました。今では「芝生がきれいですね!」と訪れる人(主に宅配便業者さんだけど)のお世辞に一喜一憂しているのです。

かなりの面積に芝生を張りつめて気が付いたことといえば、「芝生ばかりではつまらない」という当たり前?のことです。やっぱり庭に彩りを添えるのは植木や花などです。色々な種類の植物や季節を感じられる物を植えることで、色々な雰囲気を味わえるのだと思います。

しかしながら、大好きな海沿いの家の庭で気をつけなけらばいけないことがあります。耐寒性などの適応性を考慮することは日本全国必要ですが、海沿いならではの注意点としてはやっぱり塩害なのです。以前に近所のおばちゃんが台風の翌日に家や庭木に水をかけて洗っているのを目にして聞いてみたところ、「塩でやられちゃうからね!」と海沿いでは当たり前の話だと話してくれました。言われた通り木の葉っぱを舐めてみるとしょっぱいのです。台風の強力な風雨と一緒に海水(塩分)が陸地までやってくるのだと思います。塩害が怖いのは家や自動車ばかりだと思っていましたが、植物にも塩害に強い・弱いといったことがあるのです。造園業者の方のお話ですと、落葉樹は塩に弱いそうで、塩害の強い場所だと新芽の葉っぱが縮れてしまうそうです。言われてみれば我が家のジューンベリーの若い葉っぱは縮れていました(笑)。とはいえ、海のすぐそばでないのであれば、そこまで心配しないで良いとのことですが、我が家でも出来るだけ塩に強い植物を選ぶようにしています。例えばオーストラリアン・ローズマリー(ローズマリーではないのだけど)は塩に強いとのことで土植えしましたが、他の植物より大きくなっています。

結局、我が家の庭にはケヤキ(落葉樹だけど)とシマトネリコ(常緑樹)を植えました。千葉(外房)の海風は東側からですが、我が家の大切な庭木はみんな西側でぬくぬくと育っています。