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カンフーサーファー

カンフーサーファー、それはジャッキー・チェンでもブルース・リーでもありませんし、少林寺拳法をしながらサーフィンすることでもありません。ちなみにこんな呼び名が存在するわけでもありません。僕が勝手にある種の人々のことをこう名付けたのです。どんなサーファーのことかというと、字の如くカンフーをしているような乗り方をするサーファーのことなんです。カンフーサーファーの中には酔拳をする者もいますし、目つきまで臨戦態勢の人もいます(笑)。こんな呼び名を聞いてパッと頭に思い浮かぶ人もいるかもしれませんし、まったく想像がつかない人もいるでしょう。僕自身カンフーサーファーは珍しいとは思っていなく、結構な頻度で目撃します。良いか悪いのかという話になると、別に個人競技の自由ですから、何も悪いわけじゃありませんが、上手いようには到底見えないでしょうか。

さて、どんなカンフーを見せてくれるかですが、文章で説明するのはやや難しいですね。特徴は手の動きです。本人は緊張?のあまり固まっているのかもしれませんが、波に乗りながらまるで「アチョー」と威嚇しているかのように、手をアヒルのくちばしのようにとがらせて持ちあげています。特に多いのがロングサーファーかもしれませんが、下半身でバランスを取ることに意識を取られているためかもしれませんね。
サーフィンにおいて手(肩)の動かし方は重要になってきますが、初心者のうちはそんなに気にすることはありません。横に滑るための目線なんかを気を付けるべきで、身体が変に固まってしまっては良くないのです。

こんなカンフーサーファーを見つけると、ついライディングを見てしまいます。たまたまかと思って目で追っていると、何度乗っても同じようなライディングを見せてくれます。多分、、自分ではどんな乗り方をしているのか客観的に見たことがないのでしょう。自分が思っている(想像している)ような乗り方が実際はほとんど出来ていないものです。「さっきのトップターン凄かったでしょ!」と嫁に言われると、「え?トップターン?なめてただけでしょ?」とつい本当のことを言ってしまいます(笑)。本人にはかなりきまってたはずのライディングも、実際はそうでもないものなのです。重心を落とせているようで、実際は結構体勢が高かったり、思いっきり肩を開いたつもりが、手ばかり動かしていた・・・とかですね。
そういった意味でも、自分のライディングをビデオ撮影することは大変意味があります。良かったと思っていた波で、実際にはどういう乗り方をしていたのか確認するのです。僕自身、自分の大会のライディングを見て落ち込む時もしょっちゅうですよ(笑)。いつもは無理でも、たまに彼女や友人にお願いして撮影してもらうことは非常に良い勉強になるはずです。